グループリビング運営協議会とは

グループリビング運営協議会は、グループリビング運営者や運営者をめざす団体、個人の相互支援、相互啓発とともに、全国に向けてグループリビングの普及啓発活動、調査研究等を行い、我が国における豊かな高齢者居住の推進に寄与することを目的として、2012年に設立されました。

2015年度3月末、正会員(団体)16、正会員(個人)16、賛助会員(団体)2、賛助会員(個人)2、学生会員2という小さな団体です。正会員(団体)16のうち12はグループリビングの運営者であり、また12のうち10はグループリビングのプロトタイプとも言えるCOCO湘南台に準拠して建てられたものです。

グループリビングは制度によらずにスタートした居住スタイルであり、現在も制度的位置づけがありません。

また運営者の既存事業や地域性は様々であるため、試行錯誤で運営しており、それぞれに課題を抱えています。

協議会は、グループリビングをより良いものにしていこうという意思を持つ運営者が中心になって、お互いに知恵を出し合い、問題解決や情報共有を行うことを第一義的な目的としていますが、同時にそこで得られた成果を社会的に発信し、これからグループリビングを作りたい法人や個人への支援も行っている。高齢者の「もう一つの住まい方」を模索しつづけるというミッションを持った団体でです。